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菅沼 明正 著 -- 新曜社 -- 2026.4 -- 709.162

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資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106973472 /709.1/249/ 県立図書館 一般開架 和書 貸出中
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タイトル 流転する伝統
副書名 修学旅行と文化財鑑賞の歴史社会学
著者 菅沼 明正 著  
出版者 東京  新曜社
出版年 2026.4
ページ数 356p
大きさ 22cm
並列タイトル TRADITION ADRIFT
書誌年譜年表 文献:p331~346
一般件名 文化財-京都市 , 文化財-奈良市 , 修学旅行-歴史 , 観光事業-京都市 , 観光事業-奈良市
NDC分類 709.162
内容紹介 いかにして京都・奈良は日本人の心のふるさとになり、国宝は伝統文化となったのか。修学旅行の定番化、文化財鑑賞という制度の成立の経緯などをたどることで、伝統は創られるだけでなく、変容し流転することを具体的に説く。
ISBN 4-7885-1921-3
ISBN13桁 978-4-7885-1921-3
定価 ¥4500
本体価格 ¥4500

目次

序章
第Ⅰ章 文化財はどう論じられてきたか
  一これまでの文化財研究
  二「社会制度」という視点の導入
  三方法論の設定
  四研究対象
第Ⅱ章 文化財鑑賞のあり方を問い直す
  一「当たり前」を問い直す
  二比較社会史の視点
  三なぜ宗教的な遺物が「国家の宝物」の候補となったのか
  四「鑑賞方法のあり方」の形成
第Ⅲ章 旅行大衆化の役割
  一戦前における旅行機会の大衆化
  二旅行大衆化の説明図式
  三日本における旅行機会の大衆化のしくみ
  四鉄道会社のはたらき
  五京都と奈良における人の往来と観光事業の展開
  六人の往来と観光行動
第Ⅳ章 修学旅行の役割
  一奈良・京都方面への修学旅行増加の背景
  二「京都・奈良」への修学旅行の誕生
  三修学旅行の目的と訪問先の傾向
  四旅行大衆化の役割
第Ⅴ章 出版メディアと文化財鑑賞
  一出版メディアの発達前史
  二出版メディアの発達と社寺の議論
  三大正期以降の論調の傾向
  四「作者はとにかく我々の祖先であつた」
  五出版メディアの社会的な影響
  六円本と美術の知識の「大衆化」
  七鉄道会社系出版メディアと旅行関連書
  八戦間期から戦時期の簡易ガイドブックの論調
第Ⅵ章 戦争と文化財鑑賞
  一奈良における聖蹟観光の実態
  二橿原はいつから「聖地」になったのか?
  三産業構造の変化と娯楽需要の高まり
  四聖蹟観光の活性要因
  五制約のあった団体旅行
  六文化財鑑賞は戦時期において大衆的な娯楽となったか?
  七「逃避の場所」としての古代寺院
第Ⅶ章 戦後の修学旅行と文化財鑑賞
  一日本の修学旅行の特徴
  二修学旅行の「再開」
  三親世代の平等意識と「全員参加」
  四利害関係と修学旅行の再開
  五京都・奈良への修学旅行の集中
  六旅行先の選定と利害関係
  七貸切バス利用と「バスツアー」の誕生
  八「日本文化の粋」の見学
  九普及途上の「文化財鑑賞ツアー」
第Ⅷ章 慣習の形成
  一「無秩序」に実施される修学旅行
  二国鉄による計画輸送の模索
  三旅行先選定への事故の影響
  四「教育効果」と遠方への旅行
  五専用列車の整備と旅行先の集約
  六「修学旅行地」京都・奈良の誕生
第Ⅸ章 「日本文化の中心地」の形成
  一高度成長と余暇の形成
  二旅行ガイドブックの流通
  三団体旅行の普及
  四「観光地」京都・奈良の形成
  五一九七〇年代における宿泊旅行客の増加要因
  六「定番の訪問先」の傾向
  七旅行ガイドブックの論調
  八社会の変化と「日本人の心のふるさと」
終章
  一本書のまとめ
  二新しい概念「流転する伝統」
  三これからの京都と奈良について