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荒井 裕樹 著 -- 書肆アルス -- 2026.1 -- 910.263

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資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106964349 /910.26/3023/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル 隔離の文学 増補新装版
副書名 ハンセン病療養所の自己表現史
著者 荒井 裕樹 著  
出版者 東京  書肆アルス
出版年 2026.1
ページ数 375p
大きさ 19cm
一般件名 日本文学-歴史-昭和時代 , ハンセン病
NDC分類 910.263
内容紹介 ハンセン病者たちは、自分たちを抑圧し、抹消しようとする社会風潮や国家権力といかに向き合い、どんな言葉を駆使して抗してきたのか。1930年代から50年代まで、病者自身が描いた文学作品を研究・考察する。新章を増補。
ISBN 4-907078-52-2
ISBN13桁 978-4-907078-52-2
定価 ¥3000
本体価格 ¥3000

目次

はじめに 短くて長い助走のために
  一、「文学」の資格
  二、「隔離の文化」
  三、各章の構成
第一章 隔離する文学
  一、はじめに
  二、療養所における文学の誕生
  三、患者を誘う言葉
  四、隔離の自画像
  五、結びにかえて
第二章 「断種」を語る文学
  一、はじめに
  二、園内結婚と「断種」
  三、「癩予防協会」募集原稿に見られる「断種」観
  四、戦後文学に見られる「断種」観
  五、結びにかえて
第三章 <身振り>としての「作家」
  一、はじめに
  二、二冊の日記
  三、療養所の変化と知識人
  四、<身振り>としての「作家」
  五、強くて弱い自己
  補節、「相談所患者」という存在
第四章 「癩」の「隠喩」と「いのち」の「隠喩」
  一、はじめに
  二、「癩文学」の季節
  三、「文学そのもの」という価値観
  四、「いのちの初夜」読解
  補節、戦後から見た北條民雄
第五章 御歌と<救癩>
  一、はじめに
  二、両大戦間期の皇室変容と隔離政策
  三、貞明皇后と<救癩>
  四、御歌と神格化
  五、患者たちの御歌
  六、結びにかえて
第六章 「病友」なる支配
  一、はじめに
  二、長島愛生園と「家族主義」
  三、隔離政策と天皇制
  四、小川正子と「病友」
  五、結びにかえて
第七章 ハンセン病患者の戦争詩(前編)
  一、はじめに
  二、「十二月八日」の自画像
  三、ハンセン病患者の語り
第八章 ハンセン病患者の戦争詩(後編)
  一、「真珠湾」への夢
  二、引け目と逆接の自己
  三、遙かなる<大東亜>
  四、沈黙という詩
第九章 「療養文芸」の季節
  一、はじめに
  二、「患者運動」と「療養文芸」
  三、「病室」という名の監房
  四、「卑屈感」と沈黙
  五、「オリオンの哀しみ」読解
  六、結びにかえて
第十章 文学が描いた優生手術
  一、はじめに
  二、戦前・戦後の状況-「癩者」から「人間」へ
  三、戦後文学の中の「断種」-「人間」という規範
  四、自己卑下の中の「反抗」-「断種」を描いた詩作品
  五、結びにかえて-更なる課題へ
第十一章 ハンセン病療養所の性的少数者
  一、はじめに
  二、再検討すべき自説-優生手術を描いた文学
  三、公表された「事実」
  四、詩人・船城稔美の生涯
  五、一九五〇年代の優生手術
  六、詩「無精卵」再読-「異質さ」の所以は問えるのか
  七、結びにかえて