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余 新忠 著 -- 京都大学学術出版会 -- 2026.1 -- 498.0222

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タイトル 清代の衛生防疫システムとその近代的変容
著者 余 新忠 著 , 姚 毅 訳 , 福士 由紀 訳 , 石野 一晴 訳  
出版者 京都  京都大学学術出版会
出版年 2026.1
ページ数 10,495p
大きさ 22cm
書誌年譜年表 文献:p463~485
一般件名 衛生-中国
NDC分類 498.0222
内容紹介 近代衛生の概念は、いつ、どのようにして清代の中国社会に受け入れられたのか。伝統的な養生観から西洋的公衆衛生概念の受容にいたるまでを、豊富な史料と社会文化史的視点で静謐に描き出す。
ISBN 4-8140-0622-9
ISBN13桁 978-4-8140-0622-9
定価 ¥7200
本体価格 ¥7200

目次

序論
  一「衛生」の登場
  二中国百年来の衛生史研究
  三研究の趣旨
  四研究のアプローチと枠組み
第一章 近代における「衛生」概念の登場
  一はじめに
  二「衛生」の伝統的概念と近代的概念
  三「衛生」概念の変動の始まり(一八七四-一八九四)
  四「衛生」概念の変動の進展(一八九四-一九〇五年)
  五近代的「衛生」概念の確立(一九〇五-一九一一年)
  六小結
第二章 清代における衛生観念の発展と変遷-疫病に対する観念
  一はじめに
  二疫病の予防(避疫)と治療(治疫)-前近代における疫病に対する観念
  三清末における衛生防疫の観念の変化
  四小結
第三章 清代における衛生規制とその近代的変化
  一はじめに
  二清代前期の相関規制
  三清末における衛生行政の導入と設立
  四清末衛生行政の基本的特徴
  五小結
第四章 清代都市における水環境問題を探る
  一はじめに
  二類型と性質-主要史料概観
  三穢濁と清澄-史料が示す正反対の景観
  四抜粋を超えて-史料とその映し出す歴史景観の分析
  五小結
第五章 清代における汚物の処理とその近代における変遷
  一はじめに
  二前近代における中国の汚物処理
  三租界における汚物の処理-上海公共租界を例に
  四衛生問題の政治化と汚物処理方法の変化
  五余論-汚物の処理と近代公衆衛生概念の形成
第六章 清代の清潔観念と実践、およびその近代における変化
  一はじめに
  二伝統的認識における「清潔」と疾疫
  三衛生防疫という視角からの近代的「清潔」観念の形成
  四清潔行為の行政化
  五健康か自由か-身体の近代的選択
  六小結
第七章 清末検疫制度の導入およびその権力関係
  一はじめに
  二検疫実施の契機および各主体の心態と認識
  三検疫中の衝突、利益の絡み合いと権力関係
  四余論-近代衛生行政の要件としての検疫の成立
第八章 清末期における衛生防疫と近代的身体の形成
  一はじめに
  二清朝前期における衛生防疫と身体への束縛
  三清末の衛生防疫の身体に対する干渉
  四衛生防疫と近代的身体の形成
  五小結
結語-「近代」の“緊箍児”
付録一 嘉慶道光時期の疫病とその社会的影響
  一時間と空間の分布
  二重要な疫病
  三基本的特徴と背景
  四社会への影響
  五小結
付録二 本音と建前-二〇世紀中国の疫病と公衆衛生の俯瞰
  一疫病概況
  二公衆衛生の俯瞰-防疫を中心として
  三二〇世紀の疫病と公衆衛生