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柴田 勝二 著 -- 新典社 -- 2025.12 -- 910.4

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資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106956055 /910.4/220/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル <重ね>と<陰陽>の日本文化
副書名 生命の美学
叢書名 埼玉学園大学研究叢書
著者 柴田 勝二 著  
出版者 東京  新典社
出版年 2025.12
ページ数 255p
大きさ 21cm
書誌年譜年表 文献:p243~252
一般件名 日本文学 , 芸術-日本
NDC分類 910.4
内容紹介 夏目漱石「夢十夜」、龍安寺石庭、葛飾北斎「神奈川沖浪裏」を結ぶものとは? 神仏・自他・生死等の対立概念を注視し、古代から現代まで日本文化を貫く<重ね>と<陰陽>の原理を鮮やかに解明する。
ISBN 4-7879-5520-3
ISBN13桁 978-4-7879-5520-3
定価 ¥2000
本体価格 ¥2000

目次

序章 基底としての<重ね>
  土着と外来の融合
  習合的な文化
  『沈黙』と『神々の微笑』
  『古事記』の性格
  表象される神
  小さな超越者たち
  外部からの眼差し
  「いのち」が発現する文化
  陰陽五行の思想
  陰陽と非対称
第一章 仏のなかの神
  仏教の伝来
  神としての「マナ」
  仏像の変容
  木彫仏への移行
  『日本霊異記』の仏と神
  仏像の内面性
  神像と仏像
  邪霊を抑える神
  『法華経』の比喩表現
  成仏する身体
  禅と仏性
  運慶の表現
  円空の木像
第二章 共鳴する自己と他者
  多用される掛詞
  西洋の「掛詞」
  自然と人事の<重ね>
  枕詞の働き
  先人の営みとの合一
  本歌取りの世界
  パロディーとしての表現
  連歌の隆盛
  俳句の描く光景
  「写生」としての俳句
  叙景のなかの「我」
  見えるものと見えないものの共在
  何が「飛こむ」のか
  幻視される光景
  自己としての自然
  「修羅」を語る言葉
第三章 隠され、顕れる自己
  悲劇の主人公
  複式夢幻能の<重ね>
  人間存在の多重性
  シテの<恥ずかしさ>
  和歌と能の幽玄味
  「物狂」としての情念
  心中物の登場
  義理と意地の葛藤
  配慮する人びと
  せめぎ合う二つの義理
  抽出される場面
  反転する義理と人情
  蘇生される<敗者>たち
  <陰>の存在への愛着
  演技する人びと
  「義理と人情」の普遍性
第四章 死をはらむ生者
  『伊勢物語』の<重ね>
  似姿を求める物語
  光源氏の超越性
  霊的な世界との重ね
  「悪人」としての平清盛
  <平安的なもの>の滅び
  『雨月物語』と中国白話小説
  西洋文学の生と死
  反転する生と死
  相対化される都市と近代
  自己を殺す人間
  世俗への距離
  漱石と近代日本
  『夢十夜』の陰陽
第五章 陰陽の織りなす空間
  奈良時代の変化
  中国庭園の美学
  浄土式庭園と『作庭記』
  陰陽五行と日本庭園
  作庭における陰陽
  三島由紀夫の日本庭園論
  苔の働き
  石庭の原理
  太極図を描く石庭
  反転する陰陽
  生きられる庭園
  「時の庭」としての桂離宮
  石の多様性
  非対称の美学
  生け花の陰陽
  活けられない空間
第六章 非対称の均衡
  古代の絵画と絵巻物
  初期の水墨画
  中国の模倣を超えて
  周文から雪舟へ
  内在する太極図
  循環的な運動性
  デザイン性のなかの陰陽
  太極図構図を描く「神奈川沖浪裏」
  自然と神の<重ね>
  写実のなかの象徴性
  もう一つの<対称>と西洋絵画
  近代絵画のなかの陰陽
  陰陽のなかの生命感