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山口 博教 編著 -- 社会評論社 -- 2025.6 -- 338.234

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タイトル ナチス体制下のドイツ三大信用銀行
副書名 21世紀転換期における調査と研究
著者 山口 博教 編著  
出版者 東京  社会評論社
出版年 2025.6
ページ数 382p
大きさ 22cm
書誌年譜年表 文献:p369~375
一般件名 銀行-ドイツ , ドイツ-歴史-ナチス時代(1933~1945)
NDC分類 338.234
内容紹介 1995~2007年にかけて、ドイツ三大信用銀行のナチス期の業務をめぐる調査と研究が国際的・飛躍的に進展した。若手を含む多くの研究者たちの間で生じた、戦時業務責任をめぐる国際的論争の詳細な調査・研究の記録。
ISBN 4-7845-2817-2
ISBN13桁 978-4-7845-2817-2
定価 ¥3700
本体価格 ¥3700

目次

序章 ナチス体制下のドイツ三大信用銀行
  第1節研究の契機
  第2節東西ドイツ統合前の研究動向
  第3節東西ドイツ統合とドイツ銀行125周年記念史
  第4節スイス独立専門家委員会による最終報告書の刊行
  第5節ドイツ強制労働補償基金「記憶・責任・未来」の創設
  第6節三大信用銀行の対応とナチス体制下の銀行史研究の進展
  第7節2000年代後半以降における研究の沈静化
  第8節終わりに
第1部 H.ジェイムズのユダヤ系資産「アーリア化」に関する研究
第1章 はじめに
第2章 ドイツにおける「アーリア化」研究
  第1節東ドイツ(ドイツ民主共和国(DDR))チヒョンの研究書をめぐって
  第2節西ドイツ(ドイツ連邦共和国(BRD))及び統合ドイツにおける「アーリア化」研究
第3章 H.ジェイムズ「アーリア化」関連第2著作の概要
  第1節目次と構成
  第2節冒頭に掲載された二つの序言
  第3節新たな資料とジェイムズの基本視点
  第4節ドイツ銀行組織とナチスの関係について
第4章 ジェイムズの旧ライヒ内「アーリア化」の研究
  第1節「アーリア化」の方法と時期区分
  第2節1938年「ユダヤ人」及び「ユダヤ企業」定義付け問題との関連
  第3節「アーリア化」の事例研究
  第4節「アーリア化」におけるアプスの役割
  第5節ドイツ銀行諸支店の関わり
第5章 ドイツ併合・保護領域と占領域での「アーリア化」とドイツ銀行
  第1節この章の概要
  第2節オーストリア・クレディトアンシュタルト(CA)とウィーン銀行フェライン
  第3節ベーメン・ウニオン銀行とチェコの銀行業
  第4節中欧の産業・金融業の再編
第6章 その他の「アーリア化」に関連する問題
  第1節ユダヤ人所有の銀行口座
  第2節ドイツ銀行の収益状況
第7章 ジェイムズの結論
第8章 まとめ
第2部 L.ガル著『銀行家アプス伝』におけるアプス研究
第1章 はじめに
第2章 ガルのアプス関連著作の展開
  第1節ガルのアプスに関する3著作
  第2節第1著作(論文)の構成
  第3節第2著作『銀行家アプス伝』及び関連CDの刊行
  第4節第3著作について
第3章 『銀行家アプス伝』序章、及びドイツ銀行就任以前のアプスの経歴
  第1節『銀行家アプス伝』序章
  第2節第二帝政期における子供時代とその後の経歴
  第3節ワイマール共和国における修業・遍歴時代
  第4節「個人銀行家」へ飛躍する時代
第4章 ドイツ銀行取締役としての活動
  第1節ドイツ最大のユニバーサルバンク外国部長への就任
  第2節オーストリアの「併合」とクレディトアンシュタルト(CA)
  第3節メンデルスゾーン銀行の「アーリア化」?
  第4節フベルトゥス株式会社(HubertusAG)
第5章 東南欧州、ベネルクス、オーバーシュレージェンでのアプスの活動
  第1節ベーメンにおけるアプス
  第2節東南欧州への進出と資本参加、及びソシエテジェネラル
  第3節ベネルクスの業務、ゲーリング帝国工場への対応
  第4節古い業務関係
  第5節オーバーシュレージェンにおける裏のない契約
第6章 クロイガー債券及び金転送業務への関与の疑惑
  第1節クロイガー債券と国家機密
  第2節「為替準備」特別寄託と仲介人
  第3節占領・中立諸国間での金転送と「メルマー金」の問題
第7章 アプスと抵抗運動、IGファルベン及び強制・絶滅収容所融資への関与疑惑
  第1節アプスの抵抗運動に対する間接支援
  第2節IGファルベン問題でのアプス非難とガルの反論
  第3節銀行と化学企業、アウシュヴィッツの工場立地とIGファルベンの増資
第8章 ナチス体制下におけるドイツ銀行の経営
  第1節当局の相談相手、リスク軽減及び苦境に陥る大銀行
  第2節「カトリック銀行」と呼ばれたドイツ銀行
  第3節ドイツ銀行、全会一致の合議制原理
第9章 1945年以降、無職・代表権無き助言者として
  第1節復興とアデナウアーとの邂逅
  第2節継続性と新たな出発、戦後の再補償、ニュルンベルク裁判と無罪放免
  第3節役職無き助言者、ズーアカンプとの交歓、予備役市民、ドイツ・レンダーバンクとカール・ブレッシング
第10章 諸アプス批判への反論の基本視点
  第1節アプスの経歴と時代的連続性
  第2節戦時下のアプスの活動の総合的評価
第11章 まとめ
第3部 ナチス体制下のドレスデン銀行
第1章 はじめに
第2章 第1巻『「第三帝国」経済下のドレスデン銀行』
  第1節第1巻の目次と第Ⅹ章「ナチス時代のドレスデン銀行文書」
  第2節「執筆者序文」の要約
  第3節「結論的考察」の紹介
第3章 第2巻『ドレスデン銀行とドイツのユダヤ人』
  第1節第2巻の目次と付録の資料
  第2節第2巻への「前書」
  第3節「結論的考察」の紹介
第4章 第3巻『ドレスデン銀行の欧州進出』
  第1節第3巻の目次と謝辞
  第2節第3巻への「前書」
  第3節「最終章」
第5章 第4巻『ドレスデン銀行1933-1945-経済合理性、体制接近、共犯-』
  第1節第4巻の目次
  第2節第4巻の「前書」
  第3節第4巻の「後書」
第6章 まとめ
第4部 ナチス体制下のコメルツ銀行
第1章 はじめに
第2章 第2章「序論」
第3章 「1870年創業からワイマール共和国中盤までのユダヤ的伝統」
第4章 「ナチズム下のユダヤ人従業員排除と顧客獲得競争」
  第1節「序」の概要
  第2節「ユダヤ人従業員の排除」について
  第3節「ユダヤ人顧客の重要性をめぐる議論」について
  第4節「営業実績に対するユダヤ人顧客の重要性」について
  第5節「まとめ」について
第5章 銀行家にとって困難な業務
  第1節「序」-「概念と方法論の前提」
  第2節「中小企業の清算及び引受けとコメルツ銀行」
  第3節「まとめ」
第6章 「ユダヤ人資産の押収とコメルツ銀行」
  第1節「序」の概要
  第2節「1.第1段階」~「3.第3段階」の概要
  第3節「結」の概要
第7章 「ベーメン諸邦とオランダにおけるユダヤ人営業活動の根絶とコメルツ銀行」
  第1節「序」の概要
  第2節「ライヒ、ベーメン・メーレンとオランダ経済の編入」
  第3節「ベーメン諸邦とオランダにおけるナチスの経済政策と諸銀行」
  第4節「資本結合手段としてのユダヤ人営業活動の根絶」
  第5節「ユダヤ人営業活動の根絶とコメルツ銀行の関与」
  第6節「結」の概要
第8章 「ポーランドにおけるユダヤ人経済根絶へのドイツ金融機関の関与1939-45年」
  第1節「序」の概要
  第2節「1939年までのポーランドと自由都市ダンツィヒにおけるドイツ諸銀行」
  第3節「ドイツ・ライヒへ編入されたポーランド諸領域における諸銀行」
  第4節「総督府におけるドイツ信用制度とユダヤ人」
  第5節「結」の概要
第9章 「アウシュヴィッツ-ビルケナウ強制・絶滅収容所とコメルツ銀行」
  第1節「序、アウシュヴィッツとドイツ銀行」
  第2節「アウシュヴィッツとドイツの金融機関、方法上の問題」
  第3節「コメルツ銀行エアフルト支店とエアフルトのJ.A.トップ親子会社」
  第4節「まとめと展望」
  第5節「アウシュヴィッツ絶滅収容所(KLAuschwitzⅡ、アウシュヴィッツ-ビルケナウ)設備に従事した企業名一覧」
第10章 ローゼの結論とドレスデン銀行調査結果との比較
第11章 おわりに
終章 日独の企業史・銀行史における本書テーマの取り扱い比較