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塚原 真梨佳 著 -- 新曜社 -- 2025.2 -- 556.91

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資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106919798 /556.9/42/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル 戦艦大和の歴史社会学
副書名 軍事技術と日本の自画像
著者 塚原 真梨佳 著  
出版者 東京  新曜社
出版年 2025.2
ページ数 288p
大きさ 20cm
書誌年譜年表 文献:p277~279
一般件名 戦艦 , 技術-日本
NDC分類 556.91
内容紹介 敗戦の象徴である戦艦大和が、戦後日本の礎として言祝がれたのはなぜか。軍事技術開発がいかにしてナショナリズムを喚起し、日本国家のアイデンティティに結びつけられていったかを検討する。
ISBN 4-7885-1870-4
ISBN13桁 978-4-7885-1870-4
定価 ¥3200
本体価格 ¥3200

目次

序章 旧軍の記憶と科学技術立国ニッポンの自画像
  1日本人のアイデンティティの拠り所としての軍事技術
  2戦艦大和はなぜ科学技術のシンボルとして発見されたのか?
  3戦後日本社会と旧軍技術という「遺産」
  4研究目的と方法
  5本書の構成
第1章 「ナショナルなもの」としての戦艦
  1初の自国産戦艦薩摩と技術後発国としてのアイデンティティ
  2戦艦建艦事業の大義
  3技術的到達点としての長門・陸奥の登場とワシントン軍縮
  4日本的性格の戦艦
  5戦艦が日本の「ナショナルなもの」になるまで
第2章 戦争のコメモレーションとしての戦艦
  1三笠保存運動の成立
  2三笠保存運動の拡大
  3記念艦三笠に読み込まれた複数の意味
  4民族の誇りと平和のコメモレーション
第3章 敗戦国日本はいかに戦艦大和を発見したか
  1大艦巨砲主義の象徴としての「大和」
  2「大和」を造り上げた造艦技術への評価
  3民族の誇りとしての戦艦
  4切り離された「戦績」と「技術」
第4章 旧軍技術から平和技術へ
  1メカニズムへの関心の高まりと兵器の趣味的受容規範の形成
  2戦前の軍事技術と戦後の平和技術の連続性への意識
  3技術の日本的性格-模倣から独創へ
  4戦後日本への遺産としての戦艦大和
第5章 「大和=科学技術立国の礎」論の退潮
  1大和をめぐる言説・表象の状況
  2雑誌『丸』の変化
  3反科学的気運の高まり
  4軍備の意義とナショナリズム
  5戦艦大和をめぐるテクノ・ナショナリズムの成立条件
第6章 「第二の敗戦」と戦艦大和
  1経営書的戦記における「大和」言説の受容
  2技術的象徴としての「大和」の後景化
  3昭和史の総括における「大和」批判
  4科学技術立国ニッポンの負の象徴
第7章 地方における「大和=科学技術立国の礎」論の展開
  1呉におけるローカル・アイデンティティの構築と変遷
  2「大和」はなぜ「呉」アイデンティティの象徴として見出されたのか
  3呉における戦艦大和の語り
  4「文化仲介者」としてのローカルな共同体
終章 平和日本の礎としての軍事技術
  1近現代日本におけるテクノ・ナショナリズムの展開
  2技術水準から技術標準へ
  3継承と断絶の二重の論理
  4軍事技術に潜む人々の欲望-戦火の消えない世界の中で