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飯島 真里子 著 -- 京都大学学術出版会 -- 2025.2 -- 617.3

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106917057 /617.3/12/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル コナコーヒーのグローバル・ヒストリー
副書名 太平洋空間の重層的移動史
著者 飯島 真里子 著  
出版者 京都  京都大学学術出版会
出版年 2025.2
ページ数 5,333p
大きさ 22cm
並列タイトル A Global History of Kona Coffee:Multilayered Migrations in the Pacific Region
書誌年譜年表 本書関連略年表:p301~305 文献:p307~323
一般件名 コーヒー-歴史 , ハワイ-歴史 , 移民・植民-歴史
NDC分類 617.3
内容紹介 世界的に高品質として知られるハワイ島のコナコーヒー。その栽培史には、人・モノ・概念・技術のグローバルな<移動>が絡み合う。「周縁」の太平洋の島を結節点として捉え返すグローバル・ヒストリーの試み。
ISBN 4-8140-0567-3
ISBN13桁 978-4-8140-0567-3
定価 ¥3200
本体価格 ¥3200

目次

序章 コナコーヒーをめぐる歴史叙述
  1コーヒーのグローバル・ヒストリー
  2複数の移民史が交錯するコナ
  3人、モノ、知の重層的移動史
  4本書の構成
第1章 ハワイ諸島へのコーヒーの移植
  1ハワイへの植物の人為的移動
  2カメハメハ二世の訪英
  3英帝国-ハワイ間の植物の「交換」
  4ハワイ王国への「贈り物」
  5オアフ島首長ボキと西洋化
  6アメリカン・ボードとコナコーヒー
第2章 誰がコーヒーを産業化するのか
  1欧米系白人入植者と土地制度改革
  2ハワイ王立農業協会とカリフォルニア
  31850年代のコーヒー栽培の振興
  41880年代の製糖業の台頭
  5コーヒー法案と権力争い
  6コナにおけるコーヒー栽培
第3章 米国への併合とコーヒー産業
  1労働委員会とコーヒー産業振興
  2ハワイ島東部への米国白人入植者
  3コナコーヒー産業における日系移民
  4逃亡移民のアサイラムとしてのコナ
  5熊本移民合資会社と逃亡移民名簿
Column 1 コナコーヒーの収穫とラウハラのカゴ
第4章 コナの「日本村」とコーヒー
  1「日本村コナ」という認識
  2「日本村」形成前のコナ
  3「永住土着」の理想と現実
  4人類学者エンブリーが見たコナ
  5コナ日系移民と南洋珈琲株式会社
  6日本帝国と「国産」コーヒー
  7日本統治下台湾のコーヒー栽培
  8植民地においてコーヒーを作ること
Column 2 「愛国的飲料」としてのコナコーヒー
補論 グローバル・ヒストリーを紡ぎ出す
  1歴史研究の空間認識とポジショナリティをめぐる課題
  2断片化された移動史の収集と結合
第5章 コナ「哀史」とそれを継ぐ者たち
  1戦前の農業普及事業とコナ
  2戦後の日系技術者とコーヒー農家の協働
  3コナの観光業とコナコーヒー産業の衰退
  4スペシャルティコーヒーと新たな農家
  5ラテン系収穫労働者の誘致
  6「哀史」を越えて
Column 3 「コフィア・アラビカ」をめぐる言語帝国主義
第6章 スペシャルティとは何か
  1ハワイ立州とコナコーヒー産業
  2日系二世によるコナコーヒーのブランド化
  3スペシャルティコーヒー概念の台頭
  4グローバルな評価と偽コナコーヒー
  5他島でのコーヒー産業の台頭
  6「コナコーヒー」をめぐる課題
終章 太平洋史の結節点としてのコナ
  1多方向的移動
  2植民地主義
  3人種主義
  4「没背景」から浮かび上がるグローバル化の落とし穴