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富樫 耕介 編著 -- 晃洋書房 -- 2025.2 -- 319.8

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資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106916935 /319.8/599/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル 激化する紛争への国際関与
副書名 仲介の理論と旧ソ連地域の事例からの考察
著者 富樫 耕介 編著  
出版者 京都  晃洋書房
出版年 2025.2
ページ数 6,241p
大きさ 22cm
書誌年譜年表 文献:p223~238
一般件名 平和 , 国際紛争 , 内乱
NDC分類 319.8
内容紹介 激化する戦争・紛争に対して国際社会による和平仲介はどのような意味を持つのか。紛争当事者の和平仲介の受諾・拒否(履行・破綻)のメカニズムとは何なのか。国際社会が危機に直面する今、仲介を問い直す。
ISBN 4-7710-3903-2
ISBN13桁 978-4-7710-3903-2
定価 ¥4900
本体価格 ¥4900

目次

序章 危機に直面する国際社会と仲介研究の意義
  第1節本書の問題意識
  第2節本書の目的とアプローチ
  第3節本書の構成
第Ⅰ部 国際関与の理論と思想
第1章 仲介の歴史と思想
  はじめに
  第1節仲介とは何か
  第2節仲介の実践:18世紀から19世紀半ばのヨーロッパ
  第3節仲介の制度的発展:19世紀末から20世紀半ばにかけて
  おわりに
第2章 国際社会による平和のための関与
  はじめに
  第1節教訓を踏まえた政策の多元化・重層化
  第2節奏功せぬ政策の多元化・重層化
  第3節選択肢過少パターンの再検討
  おわりに
第3章 仲介の理論的蓄積と課題
  はじめに
  第1節仲介の限界と課題
  第2節紛争管理の役割
  第3節仲介研究の課題
  おわりに
第4章 被介入主体を組み込んだ仲介の成否モデル
  はじめに
  第1節外部アクターによる介入の形態
  第2節被介入主体への注目:紛争当事者内部の一体度
  第3節内部アクターの一体度の測定方法
  第4節一体度の増加や低下のメカニズム
  第5節モデルとその説明
  おわりに
第Ⅱ部 紛争の力学と紛争への国際関与
第5章 ナゴルノ・カラバフ紛争
  はじめに
  第1節カラバフ紛争の関係図
  第2節民族自決と共和国自決の間で:アルメニア
  第3節内部アクターの変化と権威主義体制下の内部アクター:アゼルバイジャン
  おわりに
第6章 タジキスタン内戦
  はじめに
  第1節内戦前後のタジキスタン概観
  第2節外部アクター:内部アクターに及ぼす影響力とプレゼンス
  第3節和平プロセス:推移および考察
  おわりに
第7章 沿ドニエストル紛争
  はじめに
  第1節「仲介者」としての外部アクターの多様性及び多面性
  第2節当事者としての内部アクターの多様性及び多面性
  おわりに
第8章 ロシア・ウクライナ戦争
  はじめに
  第1節マイダン政変前のウクライナ軍と脅威認識
  第2節ドンバス紛争
  第3節ロシア・ウクライナ戦争
  おわりに
第9章 チェチェン紛争
  はじめに
  第1節本章で扱う事例と分析範囲
  第2節第一次チェチェン紛争の和平交渉プロセスとその帰結
  第3節第二次チェチェン紛争の和平交渉プロセスとその帰結
  第4節モデルを通した説明と解釈
  おわりに
終章 事例の比較理解と理論への知見
  第1節各事例の持つ意味の再検討
  第2節紛争当事者の内部アクターに着目した理解
  第3節仮説モデルの検証
  第4節理論研究へのフィードバック