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一ノ瀬 正樹 著 -- 青土社 -- 2024.7 -- 112

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資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106883937 /112/63/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル ためらいと決断の哲学
副書名 ゆらぎゆく因果と倫理
著者 一ノ瀬 正樹 著  
出版者 東京  青土社
出版年 2024.7
ページ数 311,11p
大きさ 20cm
並列タイトル Philosophy of Hesitation and Determination:Causality and Morality Fluctuating
書誌年譜年表 文献:巻末p5~11
一般件名 因果性 , 倫理学
NDC分類 112
内容紹介 不確定な現実を前にして私たちはためらうべきである。しかしためらいながらなお、決断することはできる。間違う可能性と責任を負う覚悟をもって-。因果論や倫理学説の検討をもとに、新しいリーダーシップ論への展望を記す。
ISBN 4-7917-7649-8
ISBN13桁 978-4-7917-7649-8
定価 ¥2700
本体価格 ¥2700

目次

まえがき 浮動的安定からウェルビーイングへ
  1伝わらない疑問
  2普遍性への執念
  3普遍性と絶対性の夢
  4宇宙視線/人生視線
  5ためらいと決断、そして浮動的安定
  6ウェルビーイングへの道
  7リーダーシップの未来へ
第一部 因果関係に潜む謎
第1章 因果と応報
  1なぜ因果関係か
  2森羅万象に食い込む因果関係
  3原因と責任の同義性
  4刑罰の問題
  5犯罪抑止?
  6原因指定のゆらぎ
  7恒常的連接による習慣
  8因果関係は知覚できない
  9共通原因の問題
  10共通原因の深淵
  11因果関係と確率・統計
  12「シンプソンのパラドックス」
  13因果的直観への問い
  14時空的接近と量子力学
  15時間的先行と逆向き因果
  16不在因果という問題
  17因果関係をめぐる「ためらい」と「決断」
第2章 「思考実験」から「知識の新因果説」へ
  1なぜ「思考実験」か
  2ウィリアムソンと「ゲティア問題」
  3正当化された真なる信念?
  4「ゲティア・ケース」の論理的構造
  5「ゲティア直観」とそのさざ波
  6「非ゲティア・ケース」と二つの条件文
  7原因としての「ゲティア・ケース」の不在
  8認識的ニヒリズム
  9知識をめぐる「ためらい」と「決断」
第3章 不在因果と反事実的条件分析
  1見ると見ないの同時性
  2不在因果の問い
  3不作為と過失
  4意図的不作為と過失不作為
  5「根源的ペシミズム」と不在因果の可能性
  6オプティミズムへの道
  7ヒューム因果論への問い直し
  8反事実的条件分析への道
第4章 不在因果と責任帰属の構図
  1因果的先取
  2「野放図因果」と「不完全特定化問題」
  3選択する「ためらい」
  4規範性の逸脱
  5定量化への道
  6三次元説の提起
  7記述性度と規範性度
  8因果関係へのためらいと決断
第二部 倫理の深層へ
第5章 トリアージと人権
  1議論のすれ違い
  2トリアージという緊迫
  3救急外来でのトリアージ
  4COVID-19に関する人工呼吸器の配分
  5「救命可能性」と「生存年数最大化」
  6トリアージをめぐる予防文脈と危機文脈
  7予防文脈の不整合性
  8トリアージと人権
  9「公共の福祉」と人権の制約
  10絶対的権利としての人権?
  11人権概念の基盤と「人民の福祉」
  12人権概念の普遍性の問題
第6章 動物倫理と鳥獣害の問題
  1ペスト・コントロール
  2欠損感
  3返礼モデル
  4動物倫理と鳥獣害の緊張
  5三毛別の惨劇
  6近年の鳥獣害
  7鳥獣害の広がり
  8動物の権利
  9権利と義務の相関性
  10動物観の根底へ
  11動物対等論
第7章 死刑不可能論の展開
  1死刑という問題
  2死刑存廃の実情
  3裁判員制度と死刑判決
  4残虐性と誤判可能性
  5抑止効果、世論、そして執行人
  6被害感情の問題
  7存廃論を越えて
  8死刑不可能論の提起
  9死刑不可能論の含意
  10人権思想の源泉
  11人権思想と共同体主義
  12「死の所有」の観念
あとがき 「消えてなくなること」の彼方へ