資料詳細

津田 正太郎 著 -- 筑摩書房 -- 2024.5 -- 007.3

所蔵

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資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106878739 X/007.3/440/ 県立図書館 文庫新書 和書
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タイトル ネットはなぜいつも揉めているのか
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 津田 正太郎 著  
出版者 東京  筑摩書房
出版年 2024.5
ページ数 271p
大きさ 18cm
一般件名 情報と社会 , ソーシャルメディア
NDC分類 007.3
内容紹介 日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、ネットユーザーは毎日のように言い争っている。「炎上」を経験したメディア社会論者が、終わりのない諍いを生み出す社会やメディアのあり方を考える。
ISBN 4-480-68483-7
ISBN13桁 978-4-480-68483-7
定価 ¥920
本体価格 ¥920

目次

はじめに
第一章 「表現の自由」をめぐる闘争
  1私の炎上体験
  きっかけのツイート/押し寄せる批判/「パブリック・エネミー」になる/ネットバトルの波
  2表現の自由をめぐる論点
  アニメ表現の影響とは何か/「公共の場所」とはいかなる場所か/名作の「アップデート」は認められるか/作品解釈の多様性
  3表現の自由とヘイトスピーチ
  表現の自由のコストを誰が負担するのか
第二章 ソーシャルメディアの曖昧さと「権力」
  1ネット炎上とはなにか
  「間メディア環境」におけるネット炎上/「間アプリ環境」の出現
  2文字だけのコミュニケーションの困難
  闘うパソ通ユーザー/言葉が人間をつくる
  3メディアとしてのインターネット
  インターネットのコミュニケーション特性/曖昧なソーシャルメディア/メッセージ解釈のズレ
  4対等性と社会関係の摩擦
  ソーシャルメディアの対等性/ソーシャルメディア内の「権力」/「アテンションへの注目」と過剰評価
第三章 エコーチェンバーの崩壊と拡大する被害者意識
  1被害者の地位をめぐる競争
  ネットバトルにおける被害者意識/「傷つきやすさ・弱さ=純粋さ・誠実さ」/非難される被害者
  2米国における政治的分極化とその背景
  イデオロギー的分極化と感情的分極化/意見産業化・激怒産業化するメディア/被害者政治の背景/偽りの分極化はどのように進行するのか/「嫌がらせ」としての政策志向
  3怒りのソーシャルメディア
  インターネット上での対立はどのように説明されてきたか/緩やかなエコーチェンバーの崩壊/「聞いて」はいるが「耳を傾けない」/「火事と喧嘩はネットの華」か?/被害者政治の帰結
第四章 「不寛容な寛容社会」とマスメディア批判
  1変化する日本社会
  座席交換をめぐる論争/品行方正になった日本社会/寛容さの広がりと個人化
  2マナー向上のパラドクス
  新たな迷惑行為の発見/乱反射する迷惑
  3マスメディア批判の焦点
  マスメディアは信頼されているか/批判される原因はなにか/迷惑行為としての取材/変化する記者
  4「不寛容な寛容社会」の持続可能性
  快適さの代償
第五章 二つの沈黙、二つの分断
  1ソーシャルメディアは民主主義にとって危険なのか
  危機に瀕する民主主義?/民主主義国家の強みと弱み/陰謀論とフェイクニュース
  2民主主義にとっての沈黙の意味
  沈黙の螺旋/もう一つの沈黙/埋没する多数派/二つの沈黙、二つの分断
  3望ましい沈黙、望ましい分断
  価値判断をめぐる問題/フェミニズムとトランスジェンダー/争点と境界線
終章 単純さと複雑さのせめぎ合い
  陰口としてのカテゴリー化/シニシズムとは何か/シニシズム・陰謀論・ポピュリズム/他者の目に映る世界/単純さと複雑さのせめぎ合い
あとがき