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廣本 由香 著 -- 新泉社 -- 2024.2 -- 625.82

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資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106877244 /625.8/26/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル パインと移民
副書名 沖縄・石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ
著者 廣本 由香 著  
出版者 東京  新泉社
出版年 2024.2
ページ数 333,21p
大きさ 20cm
書誌年譜年表 文献:巻末p1~20
一般件名 パイナップル , 園芸-石垣市 , 中国人(日本在留)-歴史
NDC分類 625.82
内容紹介 石垣島では戦前から台湾などの移民がパイナップル生産に取り組んできた。社会的排除や尊厳の毀損を受けてきた移民一世と二世が、パインの生産を通して固有性を形成し、地域との関係を築いてきたことについて考える。
ISBN 4-7877-2304-8
ISBN13桁 978-4-7877-2304-8
定価 ¥3500
本体価格 ¥3500

目次

第1章 「植民地化」と「土着化」
  1パイン・プランテーションと労働力としての移民
  2貿易自由化と多国籍アグリビジネスによって大衆化したパイン
  3多層的な「植民地化」に逆らう「土着化」
  資料Ⅰ-パイン栽培の歴史
第2章 モノと人の関係と生活環境史
  1地域固有の資源と土着的知識
  2生産労働への社会的承認と尊厳
  3トータルな生活世界のモノグラフ
  資料Ⅱ-石垣島の農業
第3章 「中心」と「周辺」の入れ子構造
  1人とモノが行き交う境界と海洋周辺地域
  2石垣島の伝統集落と開拓集落
  3移民開拓地の名蔵と嵩田
  4日本の辺境地と開拓移民の歴史
  資料Ⅲ-名蔵・嵩田の多文化空間
第4章 パイン産業と台湾系移民
  1台湾移民研究と越境・境界研究
  2台湾人事業者の入植とパイン産業の草創
  3台湾系移民による開拓集落の形成と法的地位の変化
  4台湾人によるパイン生産の再開とパイン産業の興隆
  5「辺境地」から「起点」「中心地」へと変化させたパイン生産
  資料Ⅳ-パイン産業と季節労働者
第5章 パイン産業の斜陽化
  1沖縄の農業構造と「後進性」
  2未熟果パインと沖縄産パイン缶詰の悪評
  3斜陽産業となったパイン産業と専業農家の生き延びる選択
  4果実肥大処理をめぐる不良品と花樟病発生
  5原料農作物の品質低下と反収・収量への社会的価値評価
  資料Ⅴ-パイン公害と赤土流出
第6章 パイン産業の終焉と生産者の価値転換
  1加工用原料から生果へのターニングポイント
  2生産の価値転換と「おいしさ」に向けた実践
  3生産地域と風土への再評価
  4生産者の自己決定と固有性の創出
  5「おいしさ」の社会的価値評価と生産労働の「喜び」
  資料Ⅵ-パインの日と認証マーク
終章 パインと移民の社会的承認
  1パイン生産をめぐる三つの転換
  2「土着化」のプロセスと地域社会の「根っこ」