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渕上 恭子 著 -- 風響社 -- 2023.2 -- 495.48

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106852668 /495.4/107/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル シバジ
副書名 韓国・朝鮮における代理母出産の歴史社会学
著者 渕上 恭子 著  
出版者 東京  風響社
出版年 2023.2
ページ数 646p
大きさ 22cm
書誌年譜年表 文献:p527~616
一般件名 代理母
NDC分類 495.48
内容紹介 女性は子供を産む道具なのか-。韓国の代理母のルーツである「シバジ」を取り上げて、韓国・朝鮮における代理母出産の変遷過程について歴史社会学的視点から考察。子孫を残す圧力と構造を深く分析する。
ISBN 4-89489-334-4
ISBN13桁 978-4-89489-334-4
定価 ¥7000
本体価格 ¥7000

目次

序章 研究の視座
  一研究の立脚点
  二先行研究の検討
  三各章の概要
  四研究の方法
第Ⅰ部 朝鮮時代のシバジ
第一章 韓国映画『シバジ』の民族誌
第二章 シバジの代理母制度形成の時代背景
  一両班層における父系血統主義の浸透
  二「七出三不去」による離婚抑制策
  三「庶【ゲツ】禁錮法」による庶子差別
第三章 文献資料にみる「シバジ」研究の系譜
  一李圭泰の著作にみるシバジの生活世界
  二李圭泰の「シバジ夫人」
  三朝鮮時代後期の実学書にみる「シバジ」研究の系譜
  四隠語の伝承にみるシバジの身分層形成過程
第四章 伝説および映像作品にみるシバジの売買風習
  一智異山ピアコルの「種女村」伝説
  二『野女』にみるシバジの売買風習
  三『糸車よ、糸車よ』にみるシバジと「シネリ」
  四『恣女木』にみるシバジと「シネリ」
第Ⅱ部 「現代版シバジ」の実像
第五章 婚外交渉型代理母出産
  一内縁関係の代理母
  二女児を産んで引き取りを拒否されたシバジ女人
  三「シバジ契約」を反故にされた代理母
  四脅迫・恐喝罪に問われたシバジ女人
  五「シバジ詐欺」をはたらく女人
  六シバジにされた視覚障碍人
第六章 人工授精型代理母出産
  一韓国における「不妊」の現状
  二「性なき生殖」の始まり
  三非配偶者間人工授精(AID)の歴史
  四代理母出産に転用されるAID
  五メディアに表れた人工授精型代理母出産
  六マスメディアに現れた人工授精型代理母
第七章 体外受精型代理母出産
  一「試験管アギ(ベビー)」の誕生
  二「母」を分割する体外受精・胚移植
  三伏せられた国内初の体外受精型代理母出産
  四第一病院による「代理母妊娠」事例発表
  五「韓國補助生殖術の現況」に表れた代理母施術
  六症例研究論文の中の親姻族代理母
  七世化産婦人科医院による代理母の公募
  八「子宮賃貸型代理母」の出現
第八章 ドナー卵子を用いる体外受精型代理母出産
  一母体を部品化する体外受精・胚移植
  二代理母出産を補完する卵子提供
  三「姉妹間卵子供与」の推進
  四卵子提供者の高齢化
  五拡がる卵子売買
  六卵子売買に後押しされた代理母出産
第九章 韓国の代理母出産をめぐる法的・倫理的問題
  一法の死角地帯に置かれた代理母出産
  二否定される法制化
  三「母」の規定の有効性
  四男児を得るための代理母出産
  五親族間代理懐胎をめぐる倫理問題
  六忌避される異世代間の代理母出産
第Ⅲ部 グローバル化時代のシバジ
第一〇章 韓国における生殖ツーリズムの展開
  一国境を越える不妊夫婦・代理母・卵子ドナー
  二「朝鮮族シバジ」の出稼ぎ代理母出産
  三拡大する「遠征代理母出産」
第一一章 「グローカル化」する代理母出産
  一国内外における代理母市場の変容
  二韓国人不妊女性の高齢化
  三露呈する「性交渉型代理出産ツーリズム」
  四「性交渉型代理出産ツーリズム」の仲介業者
  五「ベトナム新婦シバジ事件」の波紋
  六シバジへの回帰
結語 研究の展望