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中村 剛 著 -- ミネルヴァ書房 -- 2023.9 -- 369

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106849763 /369/1085/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル 福祉原理の源流を探る
副書名 歴史の中で育まれた「人間性」の探究
叢書名 MINERVA社会福祉叢書
著者 中村 剛 著  
出版者 京都  ミネルヴァ書房
出版年 2023.9
ページ数 12,485p
大きさ 22cm
書誌年譜年表 文献:p443~473
一般件名 社会福祉
NDC分類 369
内容紹介 人間はなぜ助け合うのか-。古代ギリシア哲学とユダヤ・キリスト教を起点に、人間性の発露といえる「福祉」という営みが、人類の長い歴史のなかで人間が気づき育んできた歴史的必然であることを論証する。
ISBN 4-623-09115-7
ISBN13桁 978-4-623-09115-7
定価 ¥8000
本体価格 ¥8000

目次

序章 根源的福祉原理を求めて
  1探究対象
  2問題意識
  3仮説と目的
  4探究と応答
  5「神のはたらき」と宗教
  6展開
第Ⅰ部 「普遍的かつ根源的なもの」への眼差し
第1章 社会福祉学に基づく福祉原理の探究
  1根源的福祉原理を解明するための課題
  2探究の次元と領域の設定
  3科学の有用性と限界
  4宗教の必要性
  5社会福祉学に基づく福祉原理の探究
第2章 各時代の思考空間
  1根源的福祉原理の認識論的基盤を探る
  2思考空間と翻訳
  3各時代・社会における思考空間
  4根源的福祉原理の理解を可能にする思考空間
  5イスラームにおける根源的福祉原理
第3章 プラトン的世界という存在
  1「普遍的なはたらき」の実在性
  2ペンローズの世界理解
  3プラトン的世界の内容
  4形而上学的普遍と3つの世界
  53つの世界と「時」
  6メシア的時間として到来する愛と正義(福祉原理)
  7「時」の理解が可能にするもの
第4章 プラトン的世界における統整的理念
  1ポスト世俗化社会における神の言葉
  2統整的理念というプラトン的世界の「はたらき」
  3生者と死者が共存するポスト世俗化社会
第5章 プラトン的世界における対称性
  1対称性という原理
  2古代ギリシアの対称性(シンメトリア)
  3精神的世界(正義の系譜)における対称性
  4現代における対称性
  5物質的世界の根源にある対称性
  6対称性が生み出す3つの世界
第Ⅱ部 形而上の次元における「正義」
第6章 過多と不足を調整する正義
  1正義の系譜
  2正義の起源
  3プラトン以前の哲学者が見出した正義
  4古代ローマにおける正義
第7章 徳そして社会正義
  1正義の本質
  2プラトンが見出した正義
  3アリストテレスが見出した正義
第8章 レヴィナスとデリダが見出した正義
  1倫理の次元
  2形而上学(存在論)を超える思考
  3時間(ディアクロニー)と責め(罪)
  4レヴィナスが見出した倫理
  5デリダが見出した正義
  6レヴィナスとデリダの正義
第Ⅲ部 聖(霊)の次元における「愛」
第9章 虐げられている者を護り解放する正義
  1『ヘブライ語聖書』における正義
  2メソポタミアにおける正義
  3『ヘブライ語聖書』
  4『ヘブライ語聖書』におけるツェデク・ツェダカーとミシュパート
第10章 一人ひとりを大切にする愛という「正しさ」
  1『新約聖書』における正義
  2場所論的神学から理解される『新約聖書』の思想
  3「神のはたらき」の経験
  4『新約聖書』における「愛としての正しさ」
第11章 人格と愛
  1キリスト教思想が見出したもの
  2人格の形成と愛の変遷
  3理不尽で耐え難い痛み・苦しみと「神のはたらき」
  4人格と愛に基づく人間理解
第12章 キリスト教と仏教の共通点,そして,慈悲
  1キリスト教と仏教が見出した「普遍的なるもの」
  2仏教の概略
  3キリスト教と仏教の共通点
  4根源的福祉原理としての慈悲
第13章 根源的福祉原理の理論的原型
  1「神のはたらき」の2つの顕れ
  2ペンローズの世界理解と2つの神学
  3デヴィッド・ボームの思想
  4量子(ミクロ)の世界における場
  5場の量子論の場所論的神学への変換
第Ⅳ部 根源的福祉原理と福祉理論
第14章 対称性
  1根源的福祉原理の形式を求めて
  2対称性によって生まれる正義
  3黄金比という普遍的相似対称性
  4黄金比(ギリシア哲学)から神(ユダヤ・キリスト教)へ
  5「神のはたらき」→対称性→愛
  6対称性によって生まれる正義と愛
  7聖(霊)の次元における触発
第15章 正義と愛
  1根源的福祉原理の内容を求めて
  2「根源的福祉原理である正義と愛」というはたらき
  3根源的福祉原理である正義
  4根源的福祉原理である愛と正義
  5根源的福祉原理から導かれる現代における正義の内容
  6根源的福祉原理から導かれる現代における愛の内容
  7暴力に抗する根源的福祉原理
  8社会福祉の役割
第16章 福祉の本質
  1原理から理論へ
  2概念の整理
  3精神的世界における歴史の原動力
  4啓示によって到来する歴史と世界
  5福祉理論
  6福祉の本質
  7福祉理論が露わにする人間の尊厳
第17章 福祉のメカニズム
  1本質における共通性の解明へ
  2社会福祉学における贈与論
  3贈与論
  4理論的基盤
  5高次の贈与における構造とはたらき
  6贈与に基づく福祉の理論的基盤
  7贈与を基盤とした福祉理論
  8福祉の本質
第18章 社会福祉における普遍的なもの
  1社会福祉理論の新たな次元を切り拓く
  2社会福祉理論
  3独立変数としての社会福祉
  4社会福祉の本質
第19章 根源的福祉原理の歴史的発展形態
  1歴史の中で観察される福祉原理
  2古代ギリシア・ローマの系譜における福祉原理と福祉の営み
  3ユダヤ・キリスト教の系譜における福祉原理と福祉の営み
  4福祉原理の2つの系譜
  5福祉活動・事業の原型
  6原理と理論の検証
終章 これからの社会福祉を展望する
  1福祉原理に基づく「福祉」の歴史的発展形態
  2来たるべき社会福祉
  3来たるべき社会福祉を先導する阿部志郎の福祉の思想と実践
  4探究の終わり,そして,来たるべき社会福祉の始まり