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諸岡 了介 著 -- ミネルヴァ書房 -- 2023.7 -- 161.3

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106828932 /161.3/74/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル 世俗化論の生成
副書名 宗教という問いのゆくえ
叢書名 MINERVA社会学叢書
著者 諸岡 了介 著  
出版者 京都  ミネルヴァ書房
出版年 2023.7
ページ数 7,266p
大きさ 22cm
書誌年譜年表 文献:p231~259
一般件名 宗教社会学
NDC分類 161.3
内容紹介 近現代における宗教の変容を指すのに用いられてきた「世俗化」という概念について、長い間激しく交わされてきた議論の歴史を振り返る。近現代社会において宗教を問うことの意味を明らかにする。
ISBN 4-623-09517-9
ISBN13桁 978-4-623-09517-9
定価 ¥4500
本体価格 ¥4500

目次

序章 問題の所在と本書の構成
  1本書の構成
  2世俗化論とは何か
  3従来の学説史理解の問題点
  4本書における世俗化論の扱い
第Ⅰ部 世俗化の概念史-19・20世紀思想における展開
第1章 19世紀の世俗化概念-SecularizationとVerweltlichung
  1世俗化概念の発端
  2ドイツ語圏での展開
  3オーギュスト・コントの場合
  4ヴィクトル・クザンとその影響
  519世紀英語圏における世俗化概念
  6世俗主義運動の登場
第2章 神学と社会学のはざま-世俗化概念のキーワード化へ
  1マックス・ヴェーバーの場合
  2エルンスト・トレルチの場合
  3エミール・デュルケームの場合
  4カール・シュミットによる新しい用法
  5ドイツ神学の展開とフリードリヒ・ゴーガルテン
第3章 ヨーロッパからアメリカへ-世俗化諸理論の登場前夜
  1ドイツからの思想の移動
  2アメリカ宗教論の展開
  3アメリカにおける「宗教復興」とウィル・ハーバーグ
  4英米における世俗神学の流行
  5フランスにおける「非キリスト教化」論の動向
  6宗教社会学における世俗化諸理論の登場
第Ⅰ部小括 世俗化論の歴史性
第Ⅱ部 世俗化の基本的諸理論-宗教社会学における興隆
第4章 ブライアン・ウィルソン-新宗教運動と世俗化
  1ウィルソンの世俗化認識
  2ウィルソンのセクト研究
  3セクト・新宗教運動と世俗化
  4ウィルソンにおける宗教の規定
  5宗教の衰退命題とウィルソン
第5章 デイヴィッド・マーティ-削除の提言から「一般理論」へ
  1マーティンの世俗化概念批判
  2マーティンの「世俗化の一般理論」
  3ペンテコステ運動とその近代性
第6章 タルコット・パーソンズ-社会進化と世俗化
  1『社会システム論』における<宗教>
  2初期における世俗化論批判
  3パーソンズの市民宗教論
  4社会進化論と宗教
第7章 ロバート・ベラー-市民宗教論の提示と転進
  1ベラーの宗教進化論
  2市民宗教論とその2側面
  3市民宗教論の反響
  4ベラーにおける市民宗教概念の放棄
  5ベラーの世俗化論批判
第8章 トーマス・ルックマン-人間学的宗教論と宗教の私事化
  1宗教の私事化論
  2ルックマンにおける宗教の「定義」
  3ルックマンによる宗教の規定の意味
  4私事化の歴史的必然性
  5超越の幅の縮小論
  6ルックマンの世俗化論批判
第9章 ピーター・バーガー-世俗化の知識社会学的解釈と自説撤回
  1バーガーの近現代宗教論
  2世俗化の知識社会学的解釈
  3死の問題の枢要性
  4バーガーの「自説撤回」
第Ⅱ部小括 世俗化の批判的再検討とその「失敗」
第Ⅲ部 世俗化論批判の諸相-論争の拡大と座礁
第10章 宗教の存続を根拠とした批判
  1アンドリュー・グリーリーによる世俗化論批判
  2ダニエル・ベルの「聖なるものの回帰」論
  3宗教の合理的選択理論
  4ヨーロッパ例外論
  5教会外的宗教性への注目
第11章 世俗化論の修正と護持
  1世俗化諸理論の再解釈と総合
  2ニクラス・ルーマンの世俗化理論
  3イギリス宗教社会史における論争
  4スティーヴ・ブルースによる世俗化論護持
  5チャールズ・テイラーの「世俗の時代」論
第12章 宗教の政治問題化
  1ホセ・カサノヴァの公共宗教論
  2フランスのライシザシオン論
  3ユルゲン・ハーバーマスのポスト世俗社会論
第Ⅲ部小括 「世俗化の神話」という神話?
補論 日本における世俗化論の受容
  1世俗化論の受容過程
  2日本宗教史に対する世俗化論の適用
  3日本における批判的姿勢の背景
終章 宗教概念と宗教社会学-残余範疇としての宗教
  1「宗教の定義」という問題設定の誤り
  2宗教概念批判論の問題提起
  3宗教概念と他者理解
  4宗教概念の残余的性格
  5社会学的宗教概念批判という研究実践