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森本 郁代 著 -- 日本評論社 -- 2023.3 -- 327.67

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資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106812613 /327.6/341/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル 裁判員裁判の評議を解剖する
副書名 ブラックボックスを開く会話分析
著者 森本 郁代 著 , 北村 隆憲 著 , 小宮 友根 著 , 三島 聡 著 , サトウ タツヤ 著 , 國井 恒志 著  
出版者 東京  日本評論社
出版年 2023.3
ページ数 13,302p
大きさ 21cm
並列タイトル Analyzing Talk in Japanese Saiban‐in Deliberations
一般件名 裁判員制度
NDC分類 327.67
内容紹介 裁判員と裁判官の対等な関係性とはどのようなものか。意見の交流はどのように行われているか。模擬裁判・評議の会話を分析し、評議を可視化。「裁判官と裁判員の協働」に向けて、評議デザインのありかたと方法を追求する。
ISBN 4-535-52662-4
ISBN13桁 978-4-535-52662-4
定価 ¥4500
本体価格 ¥4500

目次

序章 本書を読み進めていただくために
第1部 裁判員裁判の評議研究の必要性と会話分析的手法の意義
第1章 裁判員裁判における評議研究の必要性・重要性
  1はじめに
  2裁判員裁判の特殊性と評議研究
  3裁判員裁判に関連する司法研究報告書と評議研究
  4過去の模擬裁判の評議と評議研究
  5おわりに
第2章 評議の会話を研究する意義
  1本章の目的-評議を「会話」として探究する
  2社会生活の「インフラ」としての会話と「会話分析」のアプローチ
  3会話分析の特徴と基本的な考え方
  4評議会話の具体例を観察する
  5結語-「実質的協働」の実現に向けて
第3章 評議を「会話参加者の観点」から分析する
  1本章の目的-「会話参加者の観点」から評議を分析すること
  2評議会話データの数量化に基づく研究例
  3評議会話を再分析する
  4結語-「会話参加者の観点」からの評議会話研究の意義
第2部 裁判員と裁判官の対等な関係性とはどのようなものか
第4章 裁判官の質問の宛先と裁判員の答え方
  1はじめに
  2「順番交替」の視点
  3データの分析
  4議論
  5おわりに
第5章 「教室型コミュニケーション」はどのように生まれるのか
  1はじめに
  2教室型コミュニケーション
  3分析の方法論と観点
  4分析データ
  5分析
  6おわりに
第6章 意見の「専有」から「共有」へ
  1はじめに
  2データ
  3補充尋問における質問事項の整理
  4殺意の有無に関する意見の整理
  5量刑に関する意見の整理
  6考察
  7おわりに
第3部 裁判員と裁判官の意見の交流はどのように行われているか
第7章 裁判員と裁判官のディスコミュニケーション
  1はじめに
  2分析データ
  3裁判員による意見表明の仕方と議論の順序に対する理解
  4おわりに-裁判員と裁判官のディスコミュニケーションはなぜ生まれるか
第8章 裁判員と裁判官は議論の枠組みをどのように捉えているのか
  1はじめに
  2裁判員経験者アンケートにみる評議の問題点
  3分析データ
  4裁判員と裁判官の議論の枠組みに対する理解
  5おわりに
第9章 裁判官による評議「マネジメント」の一側面
  1本章の目的と概要-裁判官の「後ろの位置」での発言とその意義
  2データと分析方法
  3裁判員発言の「後ろの位置」における陪席裁判官の発言
  4考察
  5結語
第4部 国民の「健全な常識」とは何か
第10章 裁判員は何者として意見を述べるか
  1はじめに
  2裁判員制度の意義をめぐる議論
  3分析視点-相互行為の中のアイデンティティ
  4データの分析
  5議論
  6おわりに
第11章 裁判員は常識モデルをいつどのように使うか
  1はじめに
  2常識モデル
  3知識のタイプ
  4裁判員の発言の位置
  5考察と結論
第5部 心理学・裁判実務・刑事法学からみた評議の会話分析研究
第12章 心理学からみた評議の会話分析研究
  1裁判員裁判・評議のプロセスに近づけない
  2これまでの心理学的アプローチ
  3会話分析アプローチが明らかにする「社会」
  4今後の模擬裁判員裁判の評議分析にむけて
第13章 裁判実務からみた評議の会話分析研究
  1評議の会話分析研究の意義
  2裁判員と裁判官の対等な関係性
  3裁判員と裁判官の意見の交流
  4裁判員の意見と国民の「健全な常識」
  5「神は細部に宿る」
第14章 刑事法学からみた評議の会話分析研究
  1はじめに
  2評議研究における会話分析の手法(第2章・第3章)
  3裁判員制度の趣旨と裁判員の個人的経験にもとづく意見(第10章・第11章)
  4挙証責任と二項対立的な裁判員の意見(第8章)
  5確実な証拠にもとづく認定と常識的知識にもとづく推論(第8章)
  6「後ろの位置」での同調的変容と、裁判員・裁判官の対等性および実質的協働(第9章)
  7教室型コミュニケーションと裁判官による発言指名(他者選択)(第4章・第5章)
  8模擬裁判における付箋紙法(第6章)
  9裁判員および陪席裁判官の視線の向きと話し合いの進め方のずれ(第5章・第7章)
  10おわりに