資料詳細

石井 宏典 著 -- 東京大学出版会 -- 2023.3 -- 361.65

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106810609 /361.6/521/ 県立図書館 一般開架 和書
状態の表記について
   在:「所蔵場所」にあります。
   貸出中:館外へ貸出中です。

   館内閲覧:館内でご利用ください。館外貸出はできません。
   図書館用:館内でご利用ください。図書館(団体)向けに貸し出す資料です。

タイトル 都市で故郷を編む
副書名 沖縄・シマからの移動と回帰
著者 石井 宏典 著  
出版者 東京  東京大学出版会
出版年 2023.3
ページ数 10,449,27p
大きさ 20cm
並列タイトル Being away, weaving home
書誌年譜年表 文献:巻末p11~27
一般件名 社会集団 , 労働移動 , 本部町(沖縄県)
NDC分類 361.65
内容紹介 那覇の市場、広島や大阪の紡績工場、ダバオの麻農園…。故郷を離れ懸命に生きる沖縄のひとつのシマ(ムラ)の出身者たちの歩みを各地に追いながら、彼らが語る故郷への想い、そして結ばれた共同のかたちに耳を傾ける。
ISBN 4-13-016124-4
ISBN13桁 978-4-13-016124-4
定価 ¥6800
本体価格 ¥6800

目次

序章 生まれや一国、育ちや七国
  一シマの内と外
  二本書の立場と接近法-社会心理学とフィールドワーク
一章 紡績工場にできた同郷のたまり場-戦前期、シマ出身女工の体験
  一シマから工場へ
  二改正工場法以前の紡績体験
  三一九三〇年代の大和川紡績
  四紡績工場のなかにできた同郷世界
二章 移動の人生と共同性-戦中期フィリピン移民のライフヒストリー
  一農民・実さんの生活世界へ
  二ダバオの麻山での労働
  三戦後沖縄での歩み
  四移動と回帰のライフヒストリー
三章 同郷と同志の重なる場-メッキ工場群と関西地区備瀬同志会
  一大阪に定着した備瀬出身者たち
  二工場への集結と独立自営
  三苦境のなかの選択
  四重なる二つの共同性
四章 ならいとずらしの連環-那覇・新天地市場の形成と展開
  一新天地市場という場所
  二新天地市場に通う
  三語りの重ね合わせから浮かぶ共通性
  四ならいの生成とずらしの試み
五章 語りあいのなかの<故郷>-同郷会に集う老年期の女性たち
  一都市で編まれた同郷会
  二二つの同郷模合の場に身をおく
  三老いの現在
  四子ども時代の<故郷>
  五語りあいの場で実現していること
終章 共同のかたちを編みなおす
  一場所に支えられる並ぶ共同性
  二自他の類型化と対する共同性
  三シマの広場の変遷
  四シマと都市を結ぶ伝統行事