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鹿野 嘉昭 著 -- 東洋経済新報社 -- 2023.3 -- 338.21

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資料コード 請求記号 所蔵館 所蔵場所 資料区分 状態
106803943 /338.2/410/ 県立図書館 一般開架 和書
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タイトル 日本近代銀行制度の成立史
副書名 両替商から為替会社、国立銀行設立まで
著者 鹿野 嘉昭 著  
出版者 東京  東洋経済新報社
出版年 2023.3
ページ数 6,365p
大きさ 22cm
並列タイトル A History of Banking in Japan:From the Edo Period to the Early Meiji Period
書誌年譜年表 文献:p353~359
一般件名 銀行-日本 , 金融-日本
NDC分類 338.21
内容紹介 富国強兵、殖産興業を支えた近代日本の金融制度はどのように作られたのか。明治維新から明治14(1881)年頃までの間に実施された銀行制度の整備にかかわる動きを、当時の膨大な資料をもとに解き明かす。
ISBN 4-492-65496-5
ISBN13桁 978-4-492-65496-5
定価 ¥5000
本体価格 ¥5000

目次

第1章 江戸期大坂における両替商の金融機能
  1.はじめに
  2.両替商とは何か
  3.両替商手形の種類とその流通実態
  4.両替商はいったいどのような業務を行っていたのか
  5.おわりに
第2章 いわゆる銀目廃止について
  1.はじめに
  2.銀目廃止の意味と研究史に関する展望
  3.銀目廃止と太政官札との関係
  4.銀目廃止が大阪の金融経済界に及ぼした効果
  5.おわりに
第3章 為替会社の意義と機能
  1.はじめに
  2.為替会社創設に至る経緯と先行研究の展望
  3.殖産興業政策の運営主体としての為替会社
  4.為替会社の預金・貸出・為替業務をめぐって
  5.おわりに
第4章 為替会社の破綻処理
  1.はじめに
  2.為替会社処分にかかわる先行研究の展望と残された課題
  3.為替会社の処分をめぐって
  4.不良債権の実際と為替会社破綻の背景
  5.おわりに
西京・大坂・神戸為替会社3社の処分 (p156~163)
西京・大坂・神戸・大津・敦賀為替会社5社の不良債権の実際 (p189~194)
第5章 明治4年の銀行論争
  1.はじめに
  2.問題の所在と銀行論争をめぐる経緯
  3.先行研究の展望と本章での検証課題
  4.伊藤博文と大蔵省首脳とは本当に対立していたのだろうか
  5.三井金券銀行の設立許可をめぐる騒動と銀行論争
  6.兌換準備をめぐる論争
  7.おわりに
第6章 なぜ国立銀行の創設は4行にとどまったのか
  1.はじめに
  2.国立銀行制度の概要とその創設状況
  3.先行研究の展望と本章での検証課題
  4.国立銀行の設立が4行にとどまった問題をめぐって
  5.おわりに
第7章 明治9年の国立銀行条例改正
  1.はじめに
  2.明治9年8月の国立銀行条例改正に至るまでの経緯
  3.先行研究の展望と本章での検証課題
  4.国立銀行条例改正までの国立銀行の経営状況と金融の疎通
  5.国立銀行の経営面での構造変化と改正国立銀行条例の意義
  6.おわりに
第8章 明治9年の条例改正後における国立銀行の経営状況
  1.はじめに
  2.先行研究の展望と本章での検証課題
  3.条例改正後における国立銀行の設立の動きをめぐって
  4.条例改正後における国立銀行の経営のありようをめぐって
  5.おわりに